失敗しない整体院の選び方

このページでは、失敗しない整体院の選び方のヒントをお教えします!

1.カウンセリング・検査について

カウンセリングは、「知りたいことをきちんと説明できているか」で判断してください。この時間を毎回しっかり取ってもらえることで、納得して施術を受けられると思います。施術を受けられたあとも同様です。「今日の施術でどうなったのか」の説明がある事で、次回の施術計画が決まるからです。

検査は、施術者が「私の身体のことをきちんと把握できているか」で判断してください。この時間を毎回十分に取っている施術者には、安心して施術をしてもらえると思います。施術を受けられたあとも同様です。「今日の施術でどうなったのか」を施術した側が正しく理解できなければ、次回の施術計画が立てられないからです。

いきなり施術して、施術後は説明無しに金銭だけ要求するようなところは論外です。

2.施術の技術・効果・持続性について

局所的な痛みやしびれなどの不快感だとしても、「全身施術します」という整体院を選ばれた方が良いと思います。痛みやしびれなどが起きている部位に原因がある場合と、他の部位に原因がある場合の両方が存在しているからです。局所的だからと「○○専門」という整体院に通ったことで、時間的にも金銭的にも多くをムダにした例は多いです。

また、姿勢や重心位置などのバランスは足裏、足首など身体の下側から調整しないと施術回数ばかり掛かってしまいます。いきなり「骨盤矯正」しても元に戻るのは当然です。

3.施術担当について

機械や装置などを用いた数値化を毎回実施しているような整体院であれば、施術者が毎回変わっても問題ないかもしれませんが、当院のような手技療法が主な施術形態の整体院では、施術者とお客様との相性が施術に与える影響が大きいので、施術担当者が都度変わるような整体院は避けた方が無難です。

4.知識について

当院のような手技療法を主な施術形態にしている整体院の場合、解剖学と生理学は必須だと思います。身体が今どんな状態になっているか明確に(簡単な言葉で)説明でき、かつどんな施術をしたら、どのような結果が導き出せるのか、どのような方向に持っていけるのか、説明出来なければ、安心して施術を受けることはできないと考えます。

また、医療機関を受診されている場合、積極的な運動療法(リハビリ)中なのか、消極的な保存治療(湿布や固定、痛み止めなどの鎮痛剤処方)中なのか、が理解できない整体院や施術者には近づかない方が無難です。

5.保有資格について

整体院を開業するためには国家資格は不要です。「国家資格者が在籍」という文言は単なるセールスアピールなので、良い整体院である証明にはなりません。マッサージを生業にしている整体院の場合は「あんま・マッサージ・指圧師」という国家資格者が必要です。鍼や灸を生業にしている整体院の場合は「鍼灸師」という国家資格者が必要です。当院のような手技療法を受けたいのか、マッサージを受けたいのか、鍼や灸を受けたいのか、という目的を明確にしてから選択すると良いと思います。

6.アフターケアについて

当院での施術目的は、「より良い状態を身体に定着させることが重要」で「経過も含めて再発しないように治療計画を立てて診ていく」ことです。簡単な事のように聞こえますが実践していくにはお客様との信頼関係がちゃんと構築されていないと難しいです。当院は初回の問診時に相互確認を行っています。良い整体院を選ぶポイントにしていただけるとありがたいです。